在宅ワークのリアル

完璧主義をやめて「完了主義」にしたら、在宅ワークが回り始めた

2026年8月27日|石渡有沙

在宅ワークと子育てを両立していると、1日がこうなります。

仕事の合間に洗濯機を回し、会議の直前に食べこぼしを拭き、納品データを書き出しながら夕飯を考える。全部を完璧にやろうとしたら、確実に潰れます。実際、潰れかけました。

そんな私を救った考え方が「完璧主義より、完了主義」です。

「完璧」はハードルが高すぎる

完璧って、高すぎるんですよ、ハードルが。

完璧を基準にすると、毎日が減点方式になります。資料は90点でも「あと10点足りない」、家事は回っていても「あれができていない」。がんばっているのに、自己評価だけが下がっていく。

「完了」は違います。少し背伸びすれば届く。今日やると決めたことを、終わらせる。100点じゃなくても、出す。すると毎日が加点方式に変わって、「今日もこれを完了させた」が積み上がっていきます。

完了主義は、手抜きではない

誤解されたくないのですが、完了主義は「雑でいい」ではありません。

私は仕事の品質には妥協しません(お約束していることにも書いています)。そうではなくて、「どこまでやったら完了か」を先に決めて、そこで止まるということです。

  • 記事は「読者の疑問に答えられていたら」完了。言い回しの無限修正はしない
  • 資料は「目的を果たせる状態」で完了。装飾の追い込みは求められてから
  • 家事は「家族が困らないレベル」で完了。それ以上は気が向いたら

ゴールを決めないから、無限に「まだ足りない」が続くんです。

がんばった自分に、ちゃんとご褒美を

もうひとつ、完了主義とセットでやっているのが「自分へのご褒美を先に決めておく」ことです。今月これを完了させたら、ひとりでスーパー銭湯に行ってぼーっとする、とか。

ぼーっとする時間は、サボりではなく回復です。走り続けるためにこそ、止まる予定を入れる。天才じゃない私が走り続けられているのは、たぶんこのおかげです。

在宅ワークを始めたばかりで「全部ちゃんとやらなきゃ」と苦しくなっている方は、まず今日の「完了ライン」をひとつだけ決めてみてください。

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