AI×バックオフィス

同じ指示を3回書いたら、Claude Codeのコマンドにする

2026年8月27日|石渡有沙

毎週やっている作業なのに、毎回ゼロからAIへの指示を組み立てていました。

議事録のまとめ、週次の報告、定例の画像作成。毎回ちょっとずつ指示が違うから、毎回ちょっとずつ違う結果が返ってくる。そのたびに「あ、先週はもっといい感じだったのに」と直す。——AIを使っているのに、仕事が仕組みになっていない状態です。

ルールはひとつ。「同じ指示を3回書いたら、コマンドにする」

私が自分に課しているルールがこれです。

3回同じような指示を書いたら、それはもう繰り返し作業です。4回目からは指示文を毎回考えるのをやめて、うまくいった指示をClaude Codeの「自分専用コマンド」として登録してしまいます。

コマンドと聞くと難しそうですが、実態は「うまくいった指示文を、決まった場所にメモとして保存しておく」だけ。プログラミングは一切不要で、ファイルの中身は日本語です。作り方はこうです。

  1. いちばんうまくいった回の指示文をコピーする
  2. 毎回変わる部分(日付・案件名など)を「◯◯」に置き換える
  3. 出力の見本(うまくいった回の結果)も一緒に貼っておく
  4. Claude Codeのコマンド用フォルダに、名前を付けて保存する

次からは、チャットで「/議事録」のようにコマンド名を打つだけ。長い指示文はもう書きません。呼び出せば、毎回同じ手順・同じ品質で作業が走ります。

コマンド化の本当の価値は「自分がいなくても回る」こと

コマンド化のいいところは、時短だけではありません。

指示文と見本がセットで残っていると、その作業を自分以外の人(や未来の自分)に渡せるようになります。「このコマンドを実行してね」で引き継ぎが終わる。仕事が属人化しない。

私はバックオフィスの仕事をたくさん抱えていますが、「頭の中にしかないやり方」をコマンドに落とすことを、効率化というより資産づくりだと思ってやっています。実際、私の毎週の議事録・レポート作成は、ほぼコマンド一発で下書きが出てくる状態になっています。

まとめ

  • 同じ指示を3回書いたら、繰り返し作業のサイン。Claude Codeのコマンドにする
  • コマンド=「うまくいった指示文」+「変わる部分の穴埋め」+「出力見本」を保存するだけ
  • 時短だけでなく、引き継げる・属人化しない仕事になる

そもそも「依頼文をどう書けばうまくいくのか」は1文目に3点だけ書く話を、AI仕事全体の時間の使い方は時間が溶ける問題の記事をどうぞ。

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