2歳児を育てながら、保育士試験にほぼ独学で合格した話|勉強時間・教材・挫折しかけた瞬間まで全部書く
私は保育士資格を持っています。取ったのは2019年の春、長男が2歳のとき。2人目が生まれる前の年でした。
「子育てしながら国家資格って、どうやって取ったんですか?」と聞かれることがあるので、勉強時間も教材も挫折しかけた話も、きれいごとなしで全部書きます。
なぜ保育士だったのか
理由は2つあります。
1つは、実家の家族が私以外全員、国家資格を持っていたこと。「自分も1つくらい取りたいな」という、わりと素朴な気持ちでした。
もう1つは現実的な話で、夫が全国転勤のある会社に勤めていること。どこに引っ越しても仕事にありつける職種を考えると、医療・介護・保育くらいしかありません。実は医療系の資格も取ってみたのですが、未経験では仕事につながりにくいのが現実でした。残った介護か保育の二択で、「どちらかといえば保育をやりたい」で決めました。
進路は消去法でも、勉強は本気。それでいいと思っています。
勉強の実態:実質6ヶ月、1日1時間あるかないか
保育士試験は筆記の科目数が多く、私は2回に分けて合格しました。
- 1回目(秋の試験):6科目ほど合格
- 2回目(翌年4月):残りの筆記に全部合格
期間にして実質6ヶ月くらい。1日の勉強時間はバラバラで、一番やった日で3時間ほど。まったくやらない日もあって、平均すると1日1時間あったかどうかです。
2歳児がいる生活で、まとまった勉強時間は取れません。だからこそ「短い時間で何をやるか」がすべてでした。
教材は、一問一答の問題集2冊だけ
勉強はほぼ独学です。使ったのは一問一答の問題集2冊。これを、何往復したかわからないくらいやり込みました。
唯一の課金は、1回目の試験で落ちた教科だけ、楽天で1教科3,000円ほどの通信教材を買ったこと。それ以外は問題集をひたすら回しただけです。
ここで声を大にして言いたいのが、テキストを多く買わないこと。
不安になると、つい新しいテキストを買いたくなります。でも教材を増やすほど1冊あたりの理解は浅くなる。それより、1つのテキストを隅から隅まで読み尽くして、見た瞬間に答えがアウトプットできる状態まで持っていく。一問一答の問題集はたいていどの試験にもあるので、それを「完璧に答えられるまでやり切る」のが、遠回りに見えて一番の近道でした。
挫折しかけた話も書いておく
一番きつかったのは、試験日までモチベーションを保ち続けることでした。
子どもの体調や生活のあれこれで勉強できない日が続くと、焦る。模試的なものを受けて点数が届いていないと、もっと焦る。「私、受かるのかな」と何度も思いました。
それでも続けられたのは、頑張りが特別だったからではなく、やることを一問一答2冊に絞っていたから、再開のハードルが低かったのだと思います。「今日は10分だけ問題集を開く」なら、どんな日でもできるので。
取ってよかったこと
- 保育士は法律上、子どもの人数に対して必ず頭数が必要な仕事なので、未経験でも求人が豊富。「どこに引っ越しても働ける」という安心感は想像以上でした
- 国家試験にほぼ独学で受かったという事実だけで、「努力家だね」「勉強家だね」と、とにかく褒められます。自信の土台がひとつ増えました
いまの私はオンライン秘書・デザイナーとして働いていて、保育士としては働いていません。それでも「取ってよかった」と言い切れます。資格そのものより、「決めた期間、やり切った」という経験が、その後のいろいろな挑戦の土台になっているからです。
これから資格を取りたいママへ
子育てしながら長期間モチベーションを保つのは、めちゃくちゃハードです。だからおすすめは、期間を決めた「3ヶ月短期集中型」。だらだら1年やるより、短く区切って燃やす方が続きます。
そして一番大事なのは、できなかった日があっても自分を責めないこと。タスクやノルマはミニマムサイズにする。「今日は1ページ」でいいんです。ゼロじゃなければ、前に進んでいます。
このあたりの考え方は完了主義の話にも書きました。在宅ワークを目指して資格や勉強を考えている方は、在宅ワークをはじめたいママへのページもどうぞ。